2021-03-17 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
現在の標準伐期は五十年といいますけれども、森林生態学では森林の成長は林齢とともに低下せずに持続するというのが今議論の主流となりつつあります。森林総合研究所の正木隆企画課長さんが、雑誌「山林」でこのように指摘をしています。 資料二を御覧いただきたいと思います。農学博士の藤森隆郎先生の著書「林業がつくる日本の森林」、この本にある森林の発達段階に応じた機能の変化のグラフであります。
現在の標準伐期は五十年といいますけれども、森林生態学では森林の成長は林齢とともに低下せずに持続するというのが今議論の主流となりつつあります。森林総合研究所の正木隆企画課長さんが、雑誌「山林」でこのように指摘をしています。 資料二を御覧いただきたいと思います。農学博士の藤森隆郎先生の著書「林業がつくる日本の森林」、この本にある森林の発達段階に応じた機能の変化のグラフであります。
最新の研究によれば、森林の炭素貯蔵量は林齢とともに低下せず、持続的に向上するとの結果が提出されています。温暖化対策は、ただ吸収量を高めることだけに着目するのではなく、森林への炭素の貯蔵量を高めることに注力すべきであります。 第三に、政府はこの間、林業の成長産業化のために、森林経営管理法を制定し、国有林法を改正し、森を大量に皆伐する短伐期皆伐方式の施業を後押ししてきました。
具体的に申し上げますと、森林の公益的機能の維持増進のためには、多様な樹種、林齢による森林が配置されていることが望ましいことから、森林の自然条件、社会的条件に応じて、五十ないし六十年程度を伐期とする施業のみならず、長伐期施業や複層林施業など、多様な森づくりを今進めているところでもございます。
この森林につきましては、多面的機能を有しておりますので、地域全体で見ますれば、多様な樹種、林齢による森林が配置されているということが望ましいというふうに考えておるところでございます。
今見せていただきますと、いわゆる林齢の偏りであります。いわゆるこの林齢というのは五年を一区切りにして、一つのタームにして、いわゆる五十年でいうと大体十でありますので、今、十から十二辺りの林齢の山が多いということでありまして、これは豊富な資源でありますので、これから慌てず、どんどんどんどん資源として活用していけばいいわけであります。
森林は、申し上げるまでもなく、国土保全、水源涵養、地球温暖化防止、生物多様性保全など多面的な機能を有しているところでございますので、地域全体で見ますれば、多様な樹種、林齢による森林が配置をされているということが望ましいというふうに考えるところでございます。
本法案は、林齢のそろった育成単層林を、五十年を標準伐期として大規模に皆伐することが前提となります。長伐期多間伐により森を維持しようと考える自伐型の林業経営は事実上排除され、皆伐する業者だけが長期にわたって国有林を独占することになります。
もう時間が来てしまいましたけれども、終わりにいたしますが、森林資源の質と量、これはやはり、日本でそもそも保有している原木が五十五年という平均の林齢を超えてきている、そういう中では、まだまだ残すべき財産というものについても考える必要があるというふうに思います。日本の立ち位置、また森林資源の特徴を明確にしていく必要があるというふうに思います。
そうしたことをすることによって、ある意味では、林齢、森林の年齢が違うものが多様になると、そこに来る鳥も違う。虫も、動物も違う。生物多様性が高まるんですね。 ですので、そうした、人工林において小面積皆伐をしながら多様な森林をつくっていって、それで生物多様性と公益的機能を高めていくということをしていく必要があると思います。
ただ、もう片っ方で、多間伐をやっていっても林齢は上がっていきますので、その一部分についてはやはり更新をして次の世代をつくっていくということも同時に大事でして、これはもうほとんど同じことを繰り返しているんですけれども、要するに、バランスをいかにとるかであって、ただし、そこで皆伐についての懸念はこれまでも発言がいろいろあったわけですが、例えば小面積の皆伐をなるべく離してやるような形の、技術的な問題である
このサイクルを、この循環型のサイクル、わかりますけれども、それを回していくためには、やはり、四十年から五十年という林齢を伐期とする短伐期施業、これを量的な木材生産機能を高めていく上で最大限に発揮させる目的としては、それ自体は理にかなっていることかもしれませんが、それを担保するルールが実効性があるかということが問題です。
それで、お伺いしますけれども、樹木採取区、これからの規模に応じてですけれども、この規模をトータルで考えてもらいたいですが、その区域内において樹木をとらなければ、やはりこれは林齢が増していくことになりますから、その点においてはふえていくこと、これはよろしいですね。
木を伐採することによって一時的に多面的機能が低下をするということは御指摘のとおりかと思いますけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、地域全体で見れば、特定の樹種や林齢に偏った森林よりも、若齢級から高齢級までさまざまな段階にあるというものが適切だというふうに考えておりまして、その意味では、適切に伐採をして森林を更新をしていくということが非常に重要ではないかな、それは総体として見れば多面的機能の維持増進
むしろ、民有林材の供給を圧迫しないという目的であれば、例えば、林齢の高い木材が求められる付加価値の高い伝統工芸品用として国産材を供給し、今後のインバウンド向けの工芸品需要の増加に対応させるなど、民有林材とのすみ分けを図った供給体制にしていくことで、事業規模や価格競争力のみにとらわれない、事業体の生産性をカバーできるような観点も重要であるというふうに考えますが、大臣の御認識を伺います。
林齢というんですか、林の年齢でいうと、五十六年超のものが全体でいうと六五%を占める、こういうことでございます。 ですので、必要性については全く異存はないんですけれども、ただ、今回の制度設計についてはちょっとどうなのよということについてただしたいと思います。 今回、国内に住所を有する個人に対して年間千円を個人住民税とあわせて賦課徴収するというやり方をするんですけれども、これは国税ですよね。
昨年十一月二十九日に出された規制改革推進会議の森林・林業改革の第二次答申では、日本は国土面積に比して世界でも有数の森林面積を持ち、しかも、これまでは育てるだけで売上げに結び付かない保育の時期にあった人工林の約半数が林齢五十年以上となり、本格的に伐採して活用する時期、主伐期に移行しつつあるとしています。
○伊波洋一君 二〇一二年四月のMV22の普天間飛行場配備及び日本での運用に関する環境レビュー最終版では、ノグチゲラについて、「この種は、最低でも林齢三十年以上で、直径が八インチ以上の木々がある広葉常緑樹林を好む。基本的に、既に枯れた、あるいは枯れかけの大きなシイの木に空洞を作り、巣を作る。餌をとったり巣を作ったりするのに古い森を好むので、着陸地点の近くに生息する可能性は低い。」
このモデル事業の中でも進められているものでありますけれども、こうした動きに供給も反応して、東北森林管理局では、本年度から、林齢八十年以上の高品質な秋田杉、この販売量を昨年に比べて二倍以上にふやしているということで、川下事業を盛り上げようという動きが進んでおります。
ノグチゲラという項目があって、ノグチゲラは「一九九〇年代前半における育種集団は七十五羽程度」、「全体の個体数は百四十六~五百八十四羽だった」だろうと書かれていますし、それから、「最低でも林齢三十年以上で、直径が八インチ以上の木々がある広葉常緑樹林を好む。基本的に、既に枯れた、あるいは枯れかけの大きなシイの木に空洞を作り、巣を作る。
その積極的な伐採と、伐採後の植林など森林の若返り事業、さらには若い林齢の森林の除伐、間伐といった保育など、一連の施業を通じて、適正な森林管理、そして木材の安定供給に向けた取組を進めている。 地元で、この前帰ったときも、私が本会議で齋藤大臣にお尋ねして、そうした場面をインターネットでごらんいただいた地元の方から、大変この法案に対して期待をしているという声をいただけました。
本県では、本格的に利用期に入っている森林が多数を占め、その積極的な伐採と、また伐採後の植林などの森林を若返らせる事業、さらには、若い林齢の森林の除伐、間伐といった保育など一連の施業を通じて、適正な森林管理と木材の安定供給に向けた取組を進めているところであります。
ノグチゲラに関しては、「この種は、最低でも林齢三十年以上で、直径が八インチ以上の木々がある広葉常緑樹林を好む。基本的に、既に枯れた、あるいは枯れかけの大きなシイの木に空洞を作り、巣を作る。餌をとったり巣を作ったりするのに古い森を好むので、着陸地点の近くに生息する可能性は低い。」と述べています。
○政府参考人(沼田正俊君) 森林保険の加入率でございますけれども、植栽してから一年生から五年生までは九割以上が森林国営保険に入っておりますが、林齢が上がるに従いましてだんだん保険契約の件数は少なくなっていくということがございまして、トータルでいいますと、保険の加入率、一一%ぐらいということでございます。
いただいた資料の中で、杉とかヒノキ、これを代表して、その林齢に応じて、例えば十年だと保険金額がこのぐらいで、払い込みの保険料が一年だとこのぐらいですよといったような表をもらいました。六十六年まで書いていますけれども、例えば十年だと保険金額二百七十二万円、払い込みの保険料は一万一千六百九十六円とか、こういった形で書いています。
○林国務大臣 この保険料それから保険金額、これは実は樹種や林齢、所在地によって異なるわけでございまして、委員の御地元の宮城県ということでいいますと、杉の一年生の場合が、一ヘクタール当たり、保険金額百一万円に対して、保険料が四千三百四十三円。杉五十年生の場合は、一ヘクタール当たり、保険金額三百九万円に対して、保険料が一万一千七百四十二円ということでございます。
そこから上の齢級になりますと、いわゆる本格的な伐採が可能な林齢、森林の年齢になりますので、例えば六十年ぐらいになりますと、十二齢級、十三齢級になりますと、伐採しますと、例えばその後植えるということをやりますと、そこの場所の森林の林齢、年齢というのは、また植えた段階で一年目ということで、いわゆる一齢級の方にグラフが移っていくというようなことでございまして、今現存する人工林の齢級別の面積ということでこういう